By whenis , 12 12月, 2010

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識 や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っ ています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

By whenis , 11 12月, 2010

本項では、『中国語レベル学習項目重要度対応一覧表』における「リスニング」の項目について解説します。表の見方は『中国語レベル学習項目重要度対応一覧表』をご参照ください。

リスニング
※記号の意味(重要度は数字が多いほどが重要度が増します。)
▽:重要度1
△:重要度2
◇:重要度3
◎:重要度4
☆:重要度5
※同じ級の枠の中でも右に行けば行くほど中国語のレベルが高くなります。
※入門終了は中検準四級合格レベル、初級終了は中検三級合格レベル、中級終了レベルは中検準一級、HSK8級合格レベルが目安。
入門 初級 中級 上級
リスニング ▽◎ ◎☆☆☆☆☆ ☆☆◎◎◇◇△△ ▽▽▽▽▽▽▽▽

→→→→→→→ 中国語力は右に向かって高くなる →→→→→→

「リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング」の四分野の中で、リスニングからはじめるのは語学のセオリーと言って良いでしょう。これは言語を問いません。もちろん、中国語もまた然り、です......

......というか、然るどころか、中国語においてはリスニングの重要性が相対的にさらに高くなります。これは、発音と文字の二つの原因によるためです。

By whenis , 9 12月, 2010

本項では、『中国語レベル学習項目重要度対応一覧表』における「文法」の項目について解説します。表の見方は『中国語レベル学習項目重要度対応一覧表』をご参照ください。

文法
※記号の意味(重要度は数字が多いほどが重要度が増します。)
▽:重要度1
△:重要度2
◇:重要度3
◎:重要度4
☆:重要度5
※同じ級の枠の中でも右に行けば行くほど中国語のレベルが高くなります。
※入門終了は中検準四級合格レベル、初級終了は中検三級合格レベル、中級終了レベルは中検準一級、HSK8級合格レベルが目安。
入門 初級 中級 上級
文法 ▽◇ ◎◎◎◎◎◎ ◎◎◎◎◎◎◇◇ ◇◇△△▽▽▽▽

→→→→→→→→ 中国語力は右に向かって高くなる →→→→→→→

文法は、成人後の中国語学習者にとって中国語習得のための最大の武器となります。文法偏重で「文法アレルギー患者」を大量生産した中学高校学校英語教育と、そのアンチテーゼである文法無視系英語学習メソッドの影響もあって、中国語学習においても文法を否定する反文法論者が存在しますが、論理的な理解力に富む成人にとって、言語を論理的に分析してくれる文法は、学習効果を1000倍にも高めてくれるであろうスグレモノなのです。

By whenis , 8 12月, 2010

本項では、『中国語レベル学習項目重要度対応一覧表』における「発音」の項目について解説します。表の見方は『中国語レベル学習項目重要度対応一覧表』をご参照ください。

発音
※記号の意味(重要度は数字が多いほどが重要度が増します。)
▽:重要度1
△:重要度2
◇:重要度3
◎:重要度4
☆:重要度5
※同じ級の枠の中でも右に行けば行くほど中国語のレベルが高くなります。
※入門終了は中検準四級合格レベル、初級終了は中検三級合格レベル、中級終了レベルは中検準一級、HSK8級合格レベルが目安。
入門 初級 中級 上級
発音 ☆☆ ☆☆☆☆◎◎ ◇◇△△△△▽▽ ▽▽▽▽▽▽▽▽

→→→→→→→→ 中国語力は右に向かって高くなる →→→→→→→

発音の特徴はその重要性が入門初級に集中しているところにあります。

「中国語、発音良ければ半ばよし」と言いますが、中国語習得の過程において言えば、中級になると重要性がガタッと落ち、上級に入るころにはまったく音沙汰がなくなります。各レベルにおける学習の重要度から発音を言うのならば、「中国語、発音半ばまでやればそれでよし」と言ってよいのかもしれません。

By whenis , 7 12月, 2010

これまで数項にわたって、リスニング・スピーキング・発音・文法などの項目の相関性及びそのバランスについて考えてきました。

本項からはこれを受けて入門・初級レベルから上級レベルまで、どの時点でどの項目の学習が重点になるのかという点について考えていきたいと思います。

中国語レベル学習項目重要度対応一覧表
語学における各項目を大雑把に分けると、基本的な分野である「発音」「文法」「語彙」の3項目と、技術的な分野である「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」の4項目の計7項目に分類できます。

さらに細かく分類することもできますが、あまり細かくするとかえってわかりづらくなるので、本稿では基本的にこの7項目の分類に基づいて話を進めていきたいと思います。

まず始めに全体像を見ておくとわかりやすいと思いますので、視覚的にわかりやすいように表にしてみました。

By whenis , 6 12月, 2010

項目限定集中学習

各項目がそれぞれに相関性を持っており、そのバランスが重要ということなら、それらを同時並行して行っていけばいいのでしょうか。

確かにそれでも構いませんが、実践上では、それはあまり現実的ではありません。

1日8時間を学習に当てることができるような場合は可能でしょうが、現実には1日1~2時間の学習時間を確保できれば万々歳という学習者が大半を占めているものと思われます。そんな中であれもこれも......というのは贅沢な話ではないでしょうか。

ただ、これはご心配には及びません。並行して進める必要性はまったくありませんから。一定期間(例えば1ヶ月)どれかの項目を集中的に行い、レベルの上昇に応じて順次学習項目を切り替えていく方法でもまったく問題ありません。

この方法は比較的短期間で上達を実感できることもあるおすすめの方法です。一つ二つの項目が全体の足を引っ張るということは、その項目が補われれば中国語力が飛躍するということも意味します。項目限定集中学習を続けていると、そのような「飛躍」を一度ならず実感することができるでしょう。

By whenis , 5 12月, 2010

本項からはリスニング・スピーキング・リーディング・ライティング及び発音・文法・語彙という語学主要項目について、中国語学習法を構築する際に注意すべきいくつかのポイントを中心にまとめてみたいと思います。

半ばよしの「発音」だって入門初級限定

中国語の学習プランと言ってもピンとこない方も少なくないかもしれません。適切な比喩かどうかはわかりませんが、逢えて喩えるなら保険による人生設計みたいなものでしょうか。

20代で入っておいた方がよい保険と40、50代で必要になる保険はずいぶん異なるものです。独身時代、結婚後、出産後、子供の独立後、老後......それぞれの場面で必要になる保険と必要のなくなる保険が存在します。

中国語の学習プランも似たようなもので、各学習項目においても入門初級レベルでは至極重要なのに、上級レベルではまったく必要なくなるものもあります。

例を出した方がわかりやすいですね。例えば「発音」。中国語においては「発音よければ半ばよし」という格言まで生まれるほど重要な項目とされますが、入門初級段階ではうるさいほど重視されるこの項目も上級レベルではまったく音沙汰なしです。

By whenis , 4 12月, 2010

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識 や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っ ています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

By whenis , 3 12月, 2010

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By whenis , 2 12月, 2010

前項まで数項にわたって、中国語学習法構築において考慮すべき主観的客観的要素をそれぞれ列挙し、考察を加えてきましたが(※参照:中国語学習法:中国語を始める前に)、本項からは一歩足を進めて、既存の各外国語学習方法論を足がかりにしして、個々の学習者に最適化された学習プランを構築する方法を探ってみたいと思います。

「直接法」と「間接法」

外国語学習法、というか、教授法と言っても良いのですが、その方法論の一つに「直接法」と「間接法」なるものがあります。

直接法とは母語、私たち日本人の場合は日本語を介さずに、中国語で中国語を学習する方法です。中国留学なんかするとこの形態で中国語を学ぶことになりますね。授業も中国語、テキストも中国語(英語がついているものもありますが)で学習が進行します。

少し前に大騒動を起こした駅前ウサギ英会話スクールなんかがCMで謳っていた「外国人は文法なんか使わな~い」(でしたっけ?)も直接法と理解していいでしょう。