意味
物販広告でよく見られる表現で、少しながら値切る余地がある、という意味になります。特に、中古品売買の情報によく出てくる表現です。
値切る場合、北京語には「砍价」という言い方があります。「砍」はたたき切る、割る、削るという意味もあることから、この「可小刀」はちょこっと削ると言う感じで、まさに「砍价」から由来した言葉と見ることができます。「砍」の道具は斧や刀になることから、ネットでは「可刀」で「値切れる」、「値切る余地がある」と言う意味を表すようになりました。
また、ちょっと派生させて、「可大刀」となると、「かなり値切る余地がある」と言う意味になります。実はここにはもっと大きな「刀」もあります。「关公刀」、これは三国志でおなじみの関羽が使った兵器のことで春秋刀を指します。「指甲刀」、つまり爪きりのような細かい刻みかたもあるとの意味合いが含まれます。また、「刀后价」という言い方も見られます。ここの「刀」は動詞化された言い方で、「値下げ後の価格」と言う意味となり、即決価格を意味します。