目的語がある場合
“得”は前の動詞・形容詞と,後の様態補語を結びつけるマークですから,必ず動詞の直後に置かなければなりません。したがって,動詞が目的語を伴っている際には,動詞を繰り返し,その後に補語を導きます。
具体的には次のようになります。
動詞+目的語+動詞+“得”+様態補語
他说 汉语 说 得 很流利。
Tāshuō Hànyǔ shuō de liúlì
(彼は中国語を話すのがとても流暢だ。)
この場合,前の動詞を省略して
(動詞+)目的語+動詞+“得”+様態補語
他 汉语 说 得 很流利。
Tā Hànyǔ shuō de liúlì
(同上)
と言うこともできます。
否定・疑問の言い方
様態補語を含む文の否定は,述語動詞の部分ではなく様態補語の部分を否定します。また,反復疑問文にするには,やはり述語動詞の部分ではなく様態補語の部分を反復します。
他唱得不太好。
(彼は歌うのがあまり上手くない。)
[Tā chàng de bú tài hǎo.]