By whenis , 15 9月, 2022

目的語との語順
1つの文の中に,目的語と,回数を表す数量フレーズ(以下「回数」と表記)の両方が用いられる際の語順は以下のようになります。
(1)目的語が一般の名詞のとき:動詞+回数+目的語
他敲了三下门。(彼はドアを3回ノックしました。)
我看了一遍展览会。(私は展覧会を1遍見ました。)
 
(2)目的語が人名・地名のとき:動詞+回数+目的語/ 動詞+目的語+回数 いずれもOK
我去过上海一次。(私は上海に一度行ったことがあります。)
我去过一次上海。(同上)
 
(3)目的語が代名詞のとき:動詞+目的語+回数
我见过他一次。(私は彼に1度会ったことがあります。)
我去过那儿两次。(私はそこに2回行ったことがあります。)
 
(4)動量詞が名詞からの借用のとき:動詞+目的語+回数
他打了我一拳。(彼は私を1発ガンとなぐった。)
他踢了狗一脚。(彼は犬をひと蹴り蹴った。)
 
借用された動量詞とは,動作を行なうための道具や体の一部を借りて動量詞として用いるものを指します。日本語では擬態語で訳すとニュアンスがぴったりあてはまるものがあります。
看了一眼 (ちらっと見た)

By whenis , 14 9月, 2022

動作の回数を数える量詞を「動量詞」と言います。
「何回~する」という動作の回数は,<数詞+動量詞>の数量フレーズを動詞の後に置いて表します。
 
動詞   回数    
 
看 一遍 (1度読む)
去 一趟    (1度行く)

 那个问题,我们讨论过两次,还准备再讨论一次。
(その問題は,私たちは2回議論したことがあるが,まだもう一度議論する予定である。)
[Nèige wèntí, wǒmen tǎolùnguo liǎng cì, hái zhǔnbèi zài tǎolùn yí cì.]

 我去过上海一次。
(私は上海に一度行ったことがあります。)
[Wǒ qùguo Shànghǎi yí cì.]

 我看了一遍展览会。
(私は展覧会を1遍見ました。)
[Wǒ kànle yí biàn zhǎnlǎnhuì.]

 他打了我一拳。
(彼は私を一発ガンとなぐった。)
[Tā dǎle wǒ yì quán.]

By whenis , 13 9月, 2022

願望や意欲を表す助動詞に“想”“要”“肯”“敢”,義務・当為を表す助動詞に“应该”“要”“得”などがあります。
 
義務・当為を表す助動詞
(1)应该「~すべきである」
我们应该好好儿学习。(私たちはちゃんと勉強すべきだ。)
 
(2)得「~しなければならない」
我明天还得来一趟。(私はまだ明日一度来なければならない。)
[注意]“要”②や“得”のような義務を表す意味の否定は“不用”を用い,「~する必要はない,~しなくてよい」という意味を表します。
我们早就认识,不用介绍。
(私たちはとっくに知り合いだから,紹介する必要はありません。)

By whenis , 12 9月, 2022

願望や意欲を表す助動詞に“想”“要”“肯”“敢”,義務・当為を表す助動詞に“应该”“要”“得”などがあります。ここでは代表的なものだけをあげてみます。
 
(1)想:~したい
你想看电影吗?(あなたは映画を見たいですか。)
 
(2)要:
①~したい
我要喝可乐。(私はコーラが飲みたい。)
②~しなければならない
我明天一定要回家。(私は明日には必ず家に帰らなければならない。)
 
(3)应该:~すべきである
你应该认真学习。(あなたはまじめに勉強すべきだ。)

 我想看电视。
(私はテレビが見たい。)
[Wǒ xiǎng kàn diànshì.]

 衣服脏了,要洗。
(服が汚れたので,洗わなければならない。)
[Yīfu zāng le, yào xǐ.]

 我一个人不敢去旅行。
(私は一人では旅行に行く勇気がない。)
[Wǒ yí ge rén bù gǎn qù lǚxíng.]

By whenis , 11 9月, 2022


(1)「技術をマスターして~できる」
他会说汉语。(彼は中国語を話せます。)
 
(2)「可能性がある」
那件事别人是不会知道的。(その件は他の人は知っているはずがない。)
 
[注意](1)の意味は「できるかできないか」の点だけを問題にしており,できた後の,能力の深度は“能”で表します。

 他一分钟能游二十米。
(彼は1分間に20メートル泳ぐことができる。)
[Tā yì fēn zhōng néng yóu èrshí mǐ.]

By whenis , 10 9月, 2022

「~できる」という可能の意味を表す助動詞には以下の3つがあります。
 
(1)能:能力があって~できる
他的病好了,能走路了。(彼は病気が治って,歩けるようになった。)
 
(2)可以:条件が許して~できる
这个地方可以参观。(ここは見学できる。)
 
(3)会:技術をマスターして~できる
你会游泳吗? (あなたは泳げますか。)
 
それぞれ中心的な意味であり,その他にもいくつか意味があります。

 他的病好了,能走路了。
(彼は病気が治って,歩けるようになった。)
[Tā de bìng hǎo le, néng zǒu lù le.]

 九点以前他能到这儿。
(9時以前に彼はここに来ることができる。)
[Jiǔ diǎn yǐqián tā néng dào zhèr.]

 这本书写得不错,你可以看看。
(この本は良く書かれているから,ちょっと読んでみたらどうですか。)
[Zhè běn shū xiě de búcuò, nǐ kěyǐ kànkan.]

By whenis , 8 9月, 2022

連動文の意味からの分類
連動文を,その連続した動詞句間の意味関係から分類すると,以下のようなものがあります。
(1)前後して起こる動作を表す。
我买瓶汽水喝。(私はサイダーを1本買って飲みます。)
 
(2)後の動詞句が前の動詞句の目的を表す。
我去机场接朋友。(私は空港に友人を迎えに行きます。)
 
(3)前の動詞句が後の動詞句の方式を表す。
我骑自行车去。(私は自転車に乗って行きます。)
 
(4)肯定と否定を並べてある事実を説明する。
他紧握朋友的手不放。
(彼は友人の手をしっかりと握って放しませんでした。)
 
(5)前に動詞“有”を使うもの。(この場合後置修飾語のような意味関係になります。)
我有件事跟你商量。(私はあなたに相談することがあります。)

By whenis , 7 9月, 2022

1つの主語に対して,述語に2つ以上の動詞句が連続している文があります。
 
我去机场接朋友。(私は空港へ友人を迎えに行きます。)
    
動詞1 目的語 動詞2 目的語
動詞句1 動詞句2
このような,ポーズや接続詞などの成分なしで連続した動詞句が,並列・動目・動補・主述・修飾などのいずれの関係にも該当しないような述語を持った文を,「連動文」と言います。

 我买瓶汽水喝。
(私はサイダーを1本買って飲みます。)
[Wǒ mǎi píng qìshuǐ hē.]

 我去机场接朋友。
(私は空港に友達を迎えに行きます。)
[Wǒ qù jīchǎng jiē péngyou.]

 我去邮局买邮票。
(私は郵便局に切手を買いに行きます。)
[Wǒ qù yóujú mǎi yóupiào.]

 他坐飞机去北京。
(彼は飛行機に乗って北京に行きます。)
[Tā zuò fēijī qù Běijīng.]

By whenis , 5 9月, 2022

介詞は「前置詞」とも言います。目的語といっしょになって介詞フレーズを構成し,連用修飾語になります。介詞は動作の時間・場所・原因・対象など,様々な意味関係を表します。
    
介詞+目的語 動詞
我{在图书馆}看书。(私は図書館で本を読みます。)

 我在图书馆看书。
(私は図書館で本を読みます。)
[Wǒ zài túshūguǎn kàn shū.]

 我家离火车站不远。
(私の家は駅から遠くない。)
[Wǒ jiā lí huǒchēzhàn bù yuǎn.]

 他从中国回来了。
(彼は中国から帰ってきた。)
[Tā cóng Zhōngguó huílai le.]

 他对这件事有意见。
(彼はこの件に不満がある。)
[Tā duì zhè jiàn shì yǒu yìjian.]

 她给我介绍了这儿的情况。
(彼女は私にここの状況を紹介してくれた。)
[Tā gěi wǒ jièshàole zhèr de qíngkuàng.]