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皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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中国語の文法の基礎を(再)確認するコース Lesson5 形容詞述語文 解説

疑問文
動詞述語文と同様に,“吗”疑問文や反復疑問文,疑問詞疑問文などがあります。疑問文のときも,上記の飾りの“很”は使いません。

“吗”疑問文
汉语难吗? Hànyǔ nán ma? (中国語は難しいですか。)
反復疑問文
汉语难不难?  Hànyǔ nán bu nán? (中国語は難しいですか。)
疑問詞疑問文
谁最年轻? Shéi zuì niánqīng? (誰が一番若いですか。)

否定形
形容詞の否定は,前に“不”を置きます。

 今天不热。
(今日は暑くありません。)
[Jīntiān bú rè.]

上記の飾りの“很”を使うのは,肯定形の平叙文の場合です。否定形の場合は“很”を用いなくても文は成立します。逆に,否定形で“很”がある場合は,本来の高い程度を表します。

 她不很漂亮。
(彼女はそれほどきれいではありません。)
[Tā bù hěn piàoliang.]

中国語の文法の基礎を(再)確認するコース Lesson5 形容詞述語文 例文

形容詞は動詞の助けなしで直接述語になります。英語のbe動詞に引きずられて“是”を入れないようにしましょう。
形容詞を単独で用いると,比較・対照の意味が生じてしまうので,文を成り立たせるためには普通は飾りの“很”を置きます。

主語 述語
今天 很 冷。(今日は寒いです。)
(飾り)(形容詞)

 这间屋子非常干净。
(この部屋はとてもきれいです。)
[Zhèi jiān wūzi fēicháng gānjìng.]

 这个办法比较好。
(この方法は比較的よいです。)
[Zhèige bànfǎ bǐjiào hǎo.]

 今天很热。
(今日は暑いです。)
[Jīntiān hěn rè.]

 汉语难吗?
(中国語は難しいですか。)
[Hànyǔ nán ma?]

 汉语难不难?
(中国語は難しいですか。)
[Hànyǔ nán bu nán?]

中国語の文法の基礎を(再)確認するコース Lesson4 指示代名詞(場所) 解説

名詞を場所化する働き
場所を表す指示代名詞を,人を表す名詞の後ろに付けて,「~のところ」と場所を示す成分にする働きがあります。

 我的本子在老师那儿。
(私のノートは先生のところにあります。)
[Wǒ de běnzi zài lǎoshī nàr.]

 我这里没有资料。
(私のところには資料がありません。)
[Wǒ zhèli méi yǒu zīliào.]

場所を表す指示代名詞
中国語の場所を表す指示代名詞は以下のとおりです。

近称       遠称    疑問
这儿zhèr  那儿nàr  哪儿nǎr
这里zhèli 那里nàli 哪里nǎli
ここ     そこ/あそこ どこ

“这儿”と“这里”,“那儿”と“那里”,“哪儿”と“哪里”には意味用法に大きな違いはありません。
他の指示代名詞と同様,中国語は遠近で“这”系と“那”系に二分している体系なので,「ここ」は“这儿”または“这里”に,「あそこ」は“那儿”または“那里”に対応するとして,「そこ」に一対一で対応する語はありません。文脈により,“这儿”または“这里”か,“那儿”または“那里”のいずれかに訳されます。

中国語の文法の基礎を(再)確認するコース Lesson4 指示代名詞(場所) 例文

中国語の場所を表す指示代名詞は以下のとおりです。

近称       遠称    疑問
这儿zhèr  那儿nàr  哪儿nǎr
这里zhèli 那里nàli 哪里nǎli

 我的本子在老师那儿。
(私のノートは先生のところにあります。)
[Wǒ de běnzi zài lǎoshī nàr.]

 我这里没有资料。
(私のところには資料がありません。)
[Wǒ zhèli méi yǒu zīliào.]

 哪儿,哪里
(どこ)
[nǎr,nǎli]

 那儿,那里
(あそこ)
[nàr,nàli]

 这儿,这里
(ここ)
[zhèr,zhèli]

中国語の文法の基礎を(再)確認するコース Lesson4 方位詞 解説

名詞の場所性
 場所を表す成分が要求される位置に名詞を置く場合,その名詞が場所としてとらえていいかどうかが問題となります。名詞の中には,本来場所を表す名詞なので“里”や“上”の助けが必要ない類と,物を表すので場所化するには“里”や“上”をつける必要のある類,それからそれらの中間の,“里”や“上”があってもなくてもいい類の3類に分かれます。
“里”や“上”をつけてはならないもの日本,中国,北京,上海
“里”や“上”があってもなくてもいいもの家,宿舍,学校,教室,办公室,食堂,邮局,图书馆
“里”や“上”が必要なもの床,墙,桌子,书架,屋子,房子,信封,口袋

場所化のマーカーとしての“里”と“上”
「あなたのキーはテーブルにあるよ。」と言いたい場合,“*你的钥匙在桌子。”とは言えません。“在”の後には場所が来なければなりませんが,“桌子”はあくまでも物体であって,場所ではないからです。この場合“你的钥匙在桌子上。”となりますが,“里”と“上”の2つは自由に名詞の後に置くことができます。このような場合“里”と“上”は,本来場所を表さない名詞を場所化するマーカーだと考えられます。

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