北京の地下鉄の旅 ー東四駅(东四站)ー
Submitted by whenis on 星期日, 09/16/2018 - 07:12昔からの北京っ子たちの間では、賑やかな繁華街を「東四西単鼓楼前(門)」と言っていました。現在の東四は元時代にはすでに商業地区として栄えていました。元大都城の成立後、この地は「旧枢密院角市」と呼ばれ、当時城内の三大商業地区の1つでした。明代永楽年に現在の東四十字路と向かい合う西四十字路にそれぞれ牌楼が作られました。この牌楼は、東西南北の四方に作られたため「四牌楼」と呼ばれました。清康煕年38年(1699年)に火災の被害に遭い、その後再建されましたが、1954年に撤去されました。
観光スポット
隆福寺通り(隆福寺街)
通りの名前はお寺に由来しています。隆福寺は明の景泰3年(1425年)に建てられ、明代では都で唯一の異民族の寺であり、僧侶が駐在するお寺でした。清代には完全にラマ教の廟となりました。隆福寺はかつて北京で最も有名な廟会(縁日)が催されていました。東にあることから、護国寺に対し東廟と呼ばれました。建国後、北京の街の建設に伴い、隆福寺にあったもともとの建築は撤去され始め、文革時代に完全に取り壊されました。隆福寺の軽食は今でも有名で、老舗が軒を連ねています。またここは古本屋が多いことでも知られています。