地下鉄13号線
Submitted by whenis on 星期一, 08/27/2018 - 07:19毎日の忙しい生活に疲れたら、13号線に乗ってみてください。西直門を出発し、車両はゆっくりと騒がしい中心地を離れてゆきます。地下鉄といっても、地上を走る部分が多い13号線は、北の郊外を走り抜け、車窓から山や川を見ることができます。ちょっとした小旅行気分が味わえる路線です。もともと13号線は「地下鉄」ではなく、都市鉄道と呼ばれていました。2002年に開通し、1号線と2号線の建設から22年を経てつくられた新しい路線でした。走行距離は40.85キロメートルで16駅設置されています。
西直門駅(西直门站)
西直門は元時代は「和義門」と呼ばれていました。明の永楽時代に現在の名前となりました。明、清時代には北京から西部の山間部へ続く門で、北京に内城にあった9つの門の中でも規模が大きいものでした。さらにこの時代、北京の水質はあまり良いものではなく、宮廷用の水が毎日玉泉山から運ばれる際、必ず西直門を通るため「水門」とも呼ばれていました。1969年に地下鉄工事が始まり、城門や城壁にあった櫓は撤去されました。歴史ある西直門に昔の面影はありません。今は近代的なビルが立ち並び、都市発展を象徴しています。また2号線、4号線の乗り換え駅でもあり、西部の主要な交通の要衝にもなっています。