否定副詞

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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不,没,未,未必,休,不要,不用,不必,别,勿,无须

「不」と「没」の使い方の説明

両方とも否定の意味を表す副詞で、動詞または形容詞の前に置いて修飾連用語になり、それらを修飾する。
说明  不  没
基本用法  動詞または形容詞の前に置いて、それらを修飾する。
  不说,不唱,不高兴,不热  動詞または形容詞の前に置いて、それらを修飾する。
  没说,没去,天没黑,心情没好
意味  主観願望または性質状態を否定する。  事情または変化はもう発生した。
  我不吃韩国菜。(主観願望を否定する)
  这个椅子不结实。(性質を否定する)    他没考大学。(事情の発生を否定をする)

  她病还没好,不能出院。(変化の発生を否定する)
異同点  A.主観願望を表す。
  你不说就算了。
  我不去上学了。  A.客観的な叙述によく使う。
  她没来上课。
  他没说认识你。
B.過去、現在、または将来に使う。
  她昨天不来,今天不来,明天也不来。  B. 過去、現在に使って、将来に使えない。
  她昨天没来,今天没来,明天也没来。×
  她昨天没来,今天没来,明天也不来。Ο
C. 習慣や慣習である動作を否定する時に使う。
  他常常不来上班。
  爷爷一生不抽烟。  C. 習慣や慣習である動作を否定する時使えない。
  他常常没来上班。×
  爷爷一生没抽烟。×
D.事物性質または状態を否定する。
  这个布料不透气。
  这张椅子不牢固。  D. 状況また変化はもう発生したということを否定する。
  今天真早,天还没亮呢!
  她的病还没好。
E.多数の能願動詞は「不」を使って、否定する。
  我不想去上学。
  他不会参加的。  E.少数の能願動詞を否定する
  我根本没想去旅行。
  最近都很忙,没能休假。
F.非動作性動詞を自由に否定できる〔能願動詞、心理動詞、関係動詞等〕
  我不应该对你发火的。
  我不认识她。  F.非動作性動詞を自由に否定できない。ただ少数の能願動詞を否定できる。(想,能,要,肯)
  我起晚了,没能赶上火车。
  我没认识她。×
対応の肯定文で「了」が使えない。
  A:明天郊游你去不去?
  B1:不去。
  B2:去。?  対応の肯定文で「了」を使う。
  A:昨天你去游泳了吗?
  B1:没去。
  B2:去了。

副詞と否定副詞の組み合わせ制限 その他

(1)否定副詞は常にほかの副詞の後ろに使う、特に時間副詞、語気副詞、情態副詞の後ろに置く。
例  我 一直 没 去过他的公司。
     時間 否定
   
   他  才  不 理解我呢。
     口振り 否定
   
   他 依然 不 接受帮助。
     情態 否定

(2)ある副詞は否定副詞の後に使うことができる。

よく見られる例として:一起(一块儿、一道)、只(光、单、仅仅)、马上、曾
例  我们今年 没 一起去旅游。○  我们今年一起没去旅游。×
        否定
   
   下班后,他 不 马上回家。○  下班后,他马上不回家。×
         否定
   
   我 不 曾和他打过交道。○  我曾不和他打过交道。×
     否定

注意

1、「曾(曾经)」の否定式は「不曾」 或いは「未曾」。
例  上午我不曾见过他。○   上午我没曾见过他。×
   
   我未曾和小王交往过。○   我不曾经和小王交往过。×

2、文の中で介词がない場合、否定副詞は「一起」の前に置き、もし介词がある、否定副詞は必ず介词の前に置く。
比較:  我们暑假就 不 一起过了,他要回家。
         否定
   
   我暑假 没  跟 他一起过,他回家了。
       否定 介词

(3)ある副詞は前にも後ろにも否定副詞を使うことができる。しかし、表す意味は違う。
例  都  这些字都不是他写的。(全般的否定)
      这些字不都是他写的。(部分的否定)
   
例  全  歌词我全没记住。(全般的否定)
      歌词我没全记住。(部分的否定)
   
例  很  我的英语很不好。(程度が高い)
      我的英语不很好。(程度が低い)
   
例  太  那个人太不谦虚。(程度が高い)
      那个人不太谦虚。(程度が低い)
   
例  一定 今天一定不下雨。(絶対)
      今天不一定下雨。(絶対ではない)

否定的な文によく用いられる副詞

A. 副詞「根本」は?本来、始终?の意味を表す。動詞や形容詞を修飾して、連用修飾語として用いられ、常に否定的な文に使う。
例  我根本就不懂英语。
   他根本就不理解父母的艰辛。
   小王根本就没通过考试。

B. 副詞「轻易」は「勝手に~」の意味を表す、常に否定的な文に使う。否定副詞「不」は「轻易」の前にも後ろにも置くことができて、連用修飾語として用いられる。
例  他太死板,轻易不做改变。
   小林轻易不求人帮忙。
   她很老实,不轻易说谎。
   太阳的运动规律不会轻易发生变化。

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