中国語の注目フレーズ語気助詞
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
A:強調、誇張を表す
我还没吃过呢!(Wǒ hái méi chīguò ne!)
「まだ食べたことがないんです“よ”」といったニュアンスになります。強調・誇張と言ってもそれほど主張度合いの強い語気助詞ではなくて、どちらかというとかわいらしい語感を出す印象です。感情の色彩としては、「本当は食べたいのに、まだ食べたことがないんだよね…」といった、小さな不満・小さな主張を控えめに漏らすイメージです。
B:疑問を表す
你呢?(Nǐ ne?)
「あなたは?」―これは頻出&便利なフレーズです。こちらも疑問のニュアンスをやわらげて、やさしく質問するような語感を出します。相手に回答を迫る感じがやわらぐイメージでしょうか。
これも非常に便利なフレーズです。
・有点事=予定・用事がある
否定文の時は「没事」なのに、肯定文になるとなぜ「有“点”事(=有一点事)」なのでしょうか?これは必ずこう言わなければいけないわけではないのですが、日本語でも「用事がある」と言うより、「“ちょっと”用事が」と言う方が多いですよね?ダイレクトな物言いを避けるのは、中国語も同じです。ここは習慣的に「有点事(ちょっと用があって)」と言う方がベターだと思います。
「主語+動詞」は文を構成するには欠かせない要素ですが、一部の例外として、主語がなくても成立するフレーズがあります。以下に一例をご紹介します。
有人找你。(Yǒu rén zhǎo nǐ./誰かがあなたを探していましたよ)
※有(V)+人(O)+找你(C)
有人请你看电影。(Yǒu rén qǐng nǐ kàn diànyǐng./あなたを映画に誘いたい人がいます)
※有(V)+人(O)+请你看电影(C)