中国語の文法の基礎を(再)確認するコース Lesson14 現象文 解説

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

ある場所・時間において,何かが出現したり消失したりする現象を表す文を「現象文」と言います。
 
 場所/時間+動詞(+結果/方向補語)(+“了”)+人/物
 前边儿走过 来两个人。(前から2人の人が歩いて来た。)

 この構文も存在文と同様に,「~が」にあたる成分が主語ではなく目的語になっている点に特徴があります。その「~が」にあたる成分は意味上は不特定の成分で,多くの場合数量詞を伴います。また,動詞の部分ははだかの動詞ではなく,結果補語や方向補語,もしくは“了” をつけます。

出現を表す文

大路上走过来两个人。
(大通りを二人の人が歩いて来た。)
[Dàlù shang zǒuguòlai liǎng ge rén.]

消失を表す文

我们楼里搬走了一家人。
(私たちの棟から1軒引っ越していった。)
[Wǒmen lóu li bānzǒule yì jiā rén.]

スポンサー