北京市計画展覧館

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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北京にやってきた人に、真っ先に行くことを薦めたい場所が2カ所あります。それは西三環路にある中央テレビ塔、そして北京市計画展覧館です。北京という都市の広がりと主な観光ポイントがどのあたりにあるかがつかめるからです。

 テレビ塔なら分かるけれど、都市計画館がどうして、と思われる方は多いでしょう。実際に訪ねてみて、そのナゾがとけました。一言で言えば、北京の過去といま、そして未来の姿が模型やバーチャル技術を駆使して見学できるようになっています。

 4階建て、床面積16000平方メートルの建物ですが、2階に行くと、1949年の「北京旧城」の千分の一の銅製のレリーフが目に入ります。高さは10メートル、横幅は9メートルもあります。中央、金色の輝きを放つのは、故宮、後海、北海と湖が広がり、南のほうには天壇公園が見えます。いわば旧市街、いまの北京に重ねれば、地下鉄2号線に囲まれた地域といえばいいでしょうか。

 これと対照的なのが、3階にある北京都市計画模型です。中心の模型部分は、302平方メートル、これに1000平方メートルの航空写真があって、750分の1の縮尺で、いまの北京が作られています。私の住んでいるマンションも捜し出すことができました。

 4階には120度の視野が広がる映像ホールがあります。このうち、2008年を展望する「新北京」を見てみました。整備された地下鉄、ビジネスの中心、国貿には高さ300メートルのビルがそびえています。その北京の空をヘリコプターで飛んでいくのです。実際に椅子が傾き、気分上々です。

 もう一つ、ここで欠かせないのは、オリンピック関連の展示です。鳥の巣の形をした開閉会式のメイン会場をはじめ、選手村など、オリンピック公園が一目でわかるようになっています。

 北京計画展覧館は2005年にオープンしたばかりです。地下鉄前門駅の東より出口から出れば、すぐに目につきます。北京に詳しい人なら、旧北京駅の東側と言えば、分かりやすいでしょう。この館のスタッフのマナーもよく、気持ちよく見学できること、請け合いです。

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