小雪(xiǎoxuě)

スポンサー

 

By whenis , 23 11月, 2017

「小雪」は二十四節気の20番目の節気で、西暦の11月22日か23日になります。日本語では「こゆき」ではなく、「しょうせつ」と読みます。わずかに雪が降り始める時節を指す言葉です。

 古代の中国では、「小雪」の前後からは虹が見えなくなり、天の気が上がり、地の気が下がるため、天地の気が塞(ふさ)がって、冬になるという考え方があります。

 この節気に当たる数日に入ると、中国の広い範囲で北風が吹き、気温と地温が下がり始め、雪が降り始めます。本格的な冬を前に、冬支度の準備を始める時期でもあります。

 北方では、「小雪」の時期から体内の気を温める作用のある羊肉のしゃぶしゃぶを食べるようになります。また、農家ではお正月に備え、燻製や漬物を作り始めます。南方の一部の地域では、この時期に「糍粑(cíbā)」という日本のお餅のような食べ物を作って食べる習慣があります。

 皆さんのまわりでも、そろそろ冬支度やお歳暮の準備が始まる頃でしょうか。

コメント