社会人中国留学のための中国語学習プラン実践編 「文法は社会人学習者の強い味方」
Submitted by whenis on Wed, 12/22/2010 - 12:23前項「社会人中国留学のための中国語学習プラン実践編 「発音を身につけろ!」」では中国語の習得において最も重要となる発音の学習プランについて考えてみました。
その中で最後に次のように述べました。
発音が軌道に乗るまでの間、コマギレ時間はリスニングは控えめにして、文法書を通読しておく方がよいでしょう。
文法ばかり先行してしまうと文法頭でっかちになって会話学習の障害になるのでは、という心配をされる方がいるかもしれませんが、会話力と文法知識の関係は割り切りが肝心なだけで、文法的知識が会話能力の足を引っ張ることはありません。
成人後の外国語習得における文法の重要性を考えれば、文法書を通読しておくのは何かと有用なのです。
本項はこの「成人後の外国語習得における文法の重要性」について考えてみたいと思います。
文法なんか必要ない?
文法は語学界の嫌われ者です。「日本人が6年も英語を勉強してるのに満足に日常会話すらできないのは文法ばかり勉強しているせいだ。現に文法の勉強をやめたら話せるようになった学生がいっぱいいる」なんて感じで徹底的に排除されています。