漢語教程64課参考資料(1)~中国語の量詞~
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
2行目:没有人能说清楚~;~をはっきりと言える人はいない
有+名詞~:~の部分は名詞を具体化します。
使う場合は以下のように使います。
名詞が有る。(どんな?)~という名詞。
5行目:每个人都可以得到幸福,只要你心中有幸福的感觉。
→中国語文法「只要」と「只有」の区別を中国語音楽(5)参照する
(リンク先画面一番下です)
7行目:我曾经读过一本让我感动的故事
量詞が来たら、それに対応する名詞を探すのが長文読解の原則です。
なぜなら、長文では量詞とそれに対応する名詞にはさまれている
部分が長くなってくるからです。
この際に、今まで学んできた量詞の種類を手がかりに、
その量詞に対応する名詞の種類を特定する必要が出てきます。
たとえば、「本」という量詞でしたら、
「书」に類する名詞が後ろに来ることが予想できますし、
「座」という量詞でしたら、「大きな建物」に相当する名詞が
後ろに来ることが予想できます。
長文読解では、以上のように量詞をヒントにして、
その量詞に対応する名詞を探し、
その範囲を確定していく必要があります。
そして、量詞と名詞にはさまれている部分は、形容詞となって
名詞にかかる、という原則があります。
例)我第一次见到那座在世界上唯一从宇宙能看到的万里长城。
「那座」が量詞です。それに対応する名詞は「万里长城」です。
量詞と名詞にはさまれている「在世界上唯一从宇宙能看到的」
の部分は、形容詞となって「万里长城」という名詞にかかる
ことになります。
その結果、「那座在世界上唯一从宇宙能看到的万里长城」の部分の
意味は以下のようになります。
「あの世界上で唯一宇宙から見ることのできる万里の長城」
入門段階では、量詞は非常につまらなく、
「何故こんな面倒なものを覚えなければいけないのか」
とよく思われますが、
長文読解では量詞への知識が威力を発揮することになります。