中華世紀壇世界芸術館

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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北京には「壇」と名付けられたところがたくさんあります。天壇公園、日壇公園などは、いまでもたくさんの観光客を引きつけています。「壇」とは、皇帝が祠りごと、祭司をつかさどる場所でした。政治の安定を願い、その年の豊作を祈る特別のところでした。

 21世紀になって、新しく北京に「中華世紀壇」が作られました。「中華世紀壇・世界芸術館」と名付けられたこの施設を、今回は訪ねてみましょう。

 地下鉄1号線、軍事博物館の北側ですから、とても分かりやすいところにあります。大きな日時計が見えてきました。円形の「壇」は階段式になっていて、何やら儀式を行うにはふさわしいようです。しかし、博物館はどこにあるのでしょう。壇の周りを一周して、やっと「世界芸術館」の入り口にたどりつきました。どうして、こんな施設ができたのでしょう。 

 広報責任者の石京生さんによりますと、世紀壇は21世紀を迎えるために作られたそうです。新世紀に向けてのカウントダウンもここで行われました。展覧ホールはこれといったテーマはなく、2006年に世界芸術館と名付けられたのです。

 副館長の馮光生さんが続けて説明してくれました。「中国には2000カ所ぐらいの博物館や記念館がありますが、外国の文明・文化の紹介を主眼としているのはここだけです。独自の収蔵品は持たず、その都度、外国との交流により展覧会を開いているのです。」

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