中国科学技術館

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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中国の発展というと、経済、政治面に目がいきがちですが、昨年「神舟6号」という有人宇宙船の打ち上げに成功した例に見られるように、科学技術の面でも著しいものがあります。そこで、今回の博物館めぐりは、中国科学技術館を訪ね、その一端を見てみたいと思います。

 いま、国内には、最近オープンした四川科学技術館を含め、30を超える科学技術館があります。2000年に開館した上海科学技術館が規模としては最大です。ほかに、科学知識の普及を目指した博物館が260館。   

 そうした中で、北京にある中国科学技術館は国内の第一級のものだと朱幼文研究員は紹介してくれました。建築面積は4万3000平方メートル、1988年に工事が始まり、2000年から一般公開が始まりました。A館、B館、C館と3つの大きな建物があり、A館は主要展示ホール、B館はスクリーンを備えた映像館、そしてC館は3歳から10歳までの児童を対象にした施設となっています。   

 多くの指導者がここを訪れています。館の看板はとう小平氏、A館の入り口では「科学の精神を高めよう、科学知識を普及させよう」という江沢民前国家主席の自筆の呼びかけが、目を引きます。

 吹き抜けになっているホールには、大きなパラシュートが飾ってあります。これは、宇宙船「神舟5号」のパラシュートだそうです。太陽電池。風力・水力発電の仕組。ロボット。にせ札を見分ける機械……次から次と展示コーナーが変わります。ぐるっと回った感想をいえば、見て、実際に体験して楽しめる展示になっていることです。   

 そして、この技術館はさらなる発展を目指しています。いまのとは別にオリンピック公園内に新館の建設を計画中です。面積は10万2000平方メートルもあり、文字通り中国一となります。そして、外国からも何人かの専門家を招き、いろいろなアドバイスをもらいます。そのなかに、日本人初の宇宙飛行士・毛利衛さんがいます。科学技術の中日協力の懸け橋になってもらいたいものです。

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