中国伝統の乞巧節―七夕
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
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Submitted by whenis on Thu, 06/04/2009 - 20:03
中国では、旧暦の7月7日は伝統的なお祭り、「乞巧節」で、七夕とも言う。この日、伝説上の牽牛星と織姫星が会う日だそうだ。
大昔、空は澄み切った海のように広がり、一つの雲も無かった。天帝はそれが寂しそうに思って、その7人の娘に空のために衣装を作ろうと命じた。それで、7人の娘が織った布地の色は灰色でなければ、白いもので、なかななか地味なものだった。7人の姉妹の中、7番目の娘は真面目な人で、花園を散歩した時、7色の花が咲いたことを見て、摘んで帰って、糸をきれいに染めた。その努力を通じて、やっと色鮮やかな布地を織り出した。6人のお姉さんはそれを見て、器用だと誉めた。すると、皆が平日空に白い衣装、雨の日に灰色の衣装を纏わせ、朝晩に色とりどりの衣装を纏わせることにした。これは天帝に知られて、嬉しくて、7番目の娘を織姫と封した。
ところで、織姫は毎日、布を織る暇に地上の人間の景色を眺めて、楽しんでいた。その中、1人の若者に目が引かれた。この若者はいつも、孤独で1人で野良仕事をし、休憩する時、そばにいる牛と話をしていることを見た。それはかわいそうに思っていた。この若者は牽牛です。
ある日、牽牛の飼っている牛は「明日は7月7日で、天帝の7人の娘は地上に降りて、入浴に来る。その時、織姫の服を隠したら、織姫はあなたの妻になれるだ」と牽牛に言った。この話を聞いて、やって見ようと牽牛は思い切った。7月7日、牽牛は河の辺に生える葦むらで待っていた。しばらくすると、空には7つの色あざやかな雲が漂い、その上7人の仙女が立っていた。仙女たちは河の辺に降りて、服を脱がして、河に飛び込んだ。すると、牽牛は織姫の服を抱えて、家に急いで帰ってきた。慌てていたため、葦の出した音に仙女たちをびっくりさせた結果、それぞれ、自分の服をかけて天宮に戻った。ただ7番目の織姫は衣服を見つけなくて、どうしたらよいのか分からないので、そこに立ったままでした。それを見て、牽牛は「私の嫁になれば、衣服を返してあげる」とどもども言った。織姫はこの恋しがる若者を見ながら、羞じながら頷いた。
その晩、牽牛と織姫は牛の主宰の下で結婚した。それから2年間が経った。織姫は1人の男の子と1人の女の子を産んだ。牽牛は農作業に取り組んで、織姫は布織をして、幸せな生活を送っている。
あっという間に7年間を過した。天上の一日は地上の一年に当たる。7日間ごとに天帝は7人の娘と一回会うことだが、織姫が凡人と結婚したことを知って、腹を立った。丁度7月7日の日、天帝は神将を派遣して織姫を天上に捕まえた。牽牛は悲しみ限り、二つのカゴに子供二人を担いで、織姫を追いかけた。それに感動されて牛はその角を舟に変え、牽牛と二人の子供を載せて天上に向った。それを見ると天帝は空にぱっと、手を出して線を引いた、するとすぐ波が激しい天の河が織姫と牽牛の間に現れた。こういう時、何処からか多くのカササギが飛んできて、銀河の上にカササギの橋を架けて、橋の上で牽牛と織姫を会わせた。天帝がしようが無く、それから毎年、旧暦の7月7日の夜、二人をカササギの橋の上で会うことを許したそうだ。
その後、7月7日は女の子達が織姫に布織のコツを教えていただく日ともなり、この日、娘さんたちが色とりどりの糸で7本の針にスムーズに付けるならば、器用な娘になるとのことだが、その日の夜、葡萄棚の下で牽牛と織姫が話していることを聞けるそうだ。
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